本のラインナップ(プロデュース・編集関係 − ノンフィクション系)
本のラインナップ一覧
- [著書]は自分の文章や写真だけで出ているもの
- [共著]は誰かと連名で出ているものですが、役割分担の種類は都度いろいろです。
- [構成]と本にクレジットされているものは、文章は他の人だけど、それ以外の、企画、プロデュース、構成、ディレクション、編集などを手がけたものです。
- [編集関係]は90%以上が、プロデュース、ディレクション、編集までを手がけたものです。
著書・共著・構成系
プロデュース・編集関系
- ナガオカケンメイ
- パラダイス山元
- 石黒由紀子
- アーティスト系
- カルチャー系
- ノンフィクション系
- 小説
- スタイルブック
- 知識系
- タレント関連
- マンガ系
- スポーツ系
- 旅行系
- 食べもの系
- 犬・猫・動物モノ
- 生活系
- 映画関係
- キャラクターモノ
- 流行りモノ系
ブクログで表紙一覧はこちらをクリック
https://booklog.jp/users/1496kengo/
すべてが一覧で並んだページはこちらをクリック
https://www.blueorange.co.jp/books/index.htm
作った本すべてを版元別、著者別、デザイナー別に冊数カウント
ノンフィクション系
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自閉症の画家が世界に羽ばたくまで
(扶桑社)
石村さんご家族のことを知ったのは、2020年11月に放映された「NNNドキュメント」。番組中に流れた昔のビデオ映像の中で、泣きわめいてなにかを要求する幼児期の嘉成くんに対して、毅然とした態度でつっぱねる有希子さん。別の映像での、抱っこしてあやしながらいとおしそうに我が子を見つめる母親の表情との対比。「我が子を怒れない親」が多いと体感するいま、石村さんご家族の歩んできた年月を本にして残しておかねばと、翌朝すぐにホームページから、プロデュース&編集をさせていただきたいとメールをしたのち、電話でのやりとりを経て快諾していただきました。 -
親父の納棺
(幻冬舎)
2021年9月に、柳瀬さんが、ご自身のお父様の納棺前後のリアルな体験をFBとNOTEにあげていたのを読み、「この話は本にしたい!」と即アポ。特に心掴まれたのは、自らがご遺体を着替えさせるというレアな話。そこきかっけに、思いや考えが広がっていき、家族の死、コロナ禍と葬儀について、ケアとは? というテーマに掘り進んでいきます。企画は1社で決定。通ってすぐ、ちょうど柳瀬さんが知り合ったばかりだった日暮えむさんに絵をお願いとなり、本としての輝きが増しました。 -
世界お産
(二見書房)
きっかけは2018年9月末。長野県茅野の小さなトークイベントに伺い、終演後の懇談できくちさんから、企画を出してみてもよいですかとお声がけ頂いてことで。内容を読んでから閃いたタイトルが「世界お産」!これなら企画を通せるかもと何度か見出し案を頂きやりとりを。原稿読み進めると、男の僕でも人類の文化史として興味深い話しばかり。いのちのパワー漲る写真もふんだんに盛り込めていまの日本に残すべき有意義な一冊となったと思います。 -
56歳で初めて父に、45歳で初めて母になりました
(ワニ・プラス)
旧知の中本さんのFACEBOOKで、お子様が産まれたことを知ったときは驚愕でした。なにしろ同世代(僕が3つ上)ですから、もう孫の話が普通の年齢。ですのでじつは最初、ネタを書いているのか? 親族の話か?と思ったほど。そして時折、FBに書き込まれていた、いっさいのてらいのない<お子さんがかわいくてしかたない>がびんびん伝わってくる投稿を見るにつけ、じんわりきていました。そして2022年2月アタマ、<こんないい話、本にしないと!>と思い立ちすぐに連絡を。 -
蘇るサバ缶 〜震災と希望と人情商店街〜
(廣済堂出版)
震災から延々、須田さんが自分を完全に捨て去って支援に打ち込んでいた姿を見続け、3年前、この足跡は残しておくべき! とノンフィクションを書きませんかと打診。見出し案など何度もやりとりし、半年もせず骨子は固まっていました。僕も須田さんも日々の案件に追われ途中結構空いてましたが、震災7年目となるこの3・11には必ず間に合わせねばと、昨秋に企画書を。と同時に、刊行できるかどうか未知数ながら書き始めて頂き、数社断られながらも1/12に企画通し。1/15に脱稿し即DTPに入稿。そのあとなんと2週間で、本文、カバー等すべての編集作業終了という奇跡でした! -
ヤンキー記者、南米を行く!
(扶桑社)
少年院を出た吉永少年が父親に命令されて放浪の旅に向かったのが南米大陸。 各国を流浪し、バナナ園での運搬、コンドームを素手で仕分けする仕事など労働の苦労を知る。そして、おっちょこちょいな性格から失敗を重ね、強盗団にピストルを向けられたり、勘違いからギャング団に命を狙われるなど危険な目にも遭ったりしつつ、なぜか新聞記者に! 現地の人の交流が泣かせます。アントニオ猪木氏から帯にナイスな推薦文を頂きました。 -
ぶっちぎり少年院白書
〜元暴走族の新聞記者が描く、バリバリ体験記〜(二見書房)
福岡の暴走族→少年院→南米放浪→新聞記者という超アグレッシブな経歴で、 一見ゴリマッチョのコワモテ、実は心優しい少年系、吉永拓哉氏のデビュー作。僕が天才とリスペクトするイラストレーター&絵本作家、ヨシナガコウタクさんに紹介され、あまりの半生の面白さを聞きすぐに、ルーカスばりにヤンキー3部作構想が(笑)。少年院の生活がいかにキビシク、またある意味人間が鍛えられるアツイ場所かを、笑いと涙で描いてます。 -
少年院で、大志を抱け<文庫>
(幻冬舎)
元本の『ぶっちぎり少年院白書』が刊行された2008年から6年後、文庫に。元本では、版元の上層部とあまりにも意見が合わず(笑)気にいってないタイトルだったので、文庫化にあたり、どうしてもここは変えたく、考えてたら、ぱっと、いいのが浮かびました。そのイメージを、デザイナーの松昭教さん+BOOKWALLのみなさんが以心伝心で形にして頂き、大変満足のいく仕上がりとなりました。西川美和さんの解説が素晴らしいです。 -
カレーは世界を元気にします 〜金沢発! ゴーゴーカレー大躍進の秘密
(光文社)
同郷である宮森さんと知り合ったのは、新宿1号店オープン間もない2004年。事業が順調に進む中で「本を作りましょうね!」とお声がけしてはいたものの、常に先々までパンパンで企画仕込みに至れず。しかし2022年3月にお会いした際、「金沢を舞台にしたカレーの映画が進行中なんです」と聞いてアクセルを踏み込み、秋口には光文社に企画が通りスタート。僕なりの、宮森さんを介しての、大好きな金沢に対する恩返しでもあるのです。 -
日本は、
(彩流社)
僕の装丁家デビュー作です。2010年春、ツイッターで発信し始めた、83歳のアメリカ人元教授の発言が素晴らしかった。日本人より上手に日本語を書き綴る。内容は、日本を憂慮する視点をベースに、政治、慣習、教育、言語、エンタメなど広範囲にわたり、ある時は辛辣にある時はユーモラスに。これは本に残したいと、共通の知人であった、スージー鈴木氏に紹介頂き、野球、音楽などさまざまなことを語り合う機会を頂きました。 -
自毛自得
(角川書店)
なんと自らの薄毛→カツラへの体験談を、肩ひじ張らずに、しかし誠実に描ききったセルフノンフィクション! さすが新聞記者、葛藤ばかりでなく周囲への人間観察も含めて、上質でリアルなレポートです。時事通信社アルバイト時代ー22歳前後にお世話になった新聞記者、若林さんの本を41歳で作らせていただき感無量。最初、飲みながらお話をいただきまして、実名で出すと聞いた時は驚きでした。表紙の書は僕が書きました。 -
物には心がある。
(アミューズ エデュテインメント)
青森在住の在野の民俗学者、タナチュー先生。黒澤明、寺山修司も瞠目した民具コレクションは2万点以上。都築響一氏の著書『BORO』は、その衣類が掲載されたもの。民具研究に賭けてきた壮絶な人生、収集体験は人のやさしさ、思いやり、いたわりの心を教えてくれます。アミューズ大里元会長との縁から、本制作のお話をいただき、2009年春と夏に青森に伺い、僕は大きな影響を受け、これからの生き方の指針を頂きました。