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2014.3.18 ヒト部

新たなキャンディーズ伝説!?『妄想娘、東大をめざす』

超久しぶりに「ヒト部」のエントリ。
プロデュース・編集した本が3/20発売になります。
『妄想娘、東大をめざす』大石蘭(幻冬舎)
著者は、現役の東大大学院生で、処女作となるコミックエッセイ。

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■今日UPしたばかりの「東京大学新聞 オンライン」に著者インタビューが
福岡のロリータ少女は、なぜ東大をめざしたのか?

さあ、こういうネタなら「編集者部」に書きそうなものですが
そこを「ヒト部」に書くことには意味がある。

ランちゃんと初めて会ったのは、2013年1月、
荻窪のブックカフェギャラリー「6次元」を訪ねたとき。
その場で紹介され、まだ執筆活動を始めたばかりで『spoon.』に
掲載された記事を見せてもらった。
チャート分析を用いて90年代女子をタイプ別考察したもの。
その記事は、僕の分類王としての本『図解でユカイ』を参考にしたのだとも。
ぱっと見て、これは面白い感性持ってるなとピピっと来て
「本、いけそうですよ。何かやりましょうよ」と、すぐにプロデュースがスタート。
小説を書きたいという希望は持っていたけど、幻冬舎・菊地さんからの提案もあり、
絵も描けるし最初はコミックエッセイからがいいのではとなった。
プロット→ネーム→ラフ→ペン入れと、構想からちょうど1年かかって本になりましたが、
この間、常に感じていたのは、彼女の持つ、
90年じゃなく60年代生まれかと思うほどのガッツ。プラス素直さ。
そして、ディレクションに対する吸収力の良さが光った。

……と、ここまでの話しでも、まだ「編集者部」ネタの域を出ないので
実はここまでが長い前振り!? でここから「オレ的な本題」に。

6次元で仕事っぽい話しをして別れ際。
もらった名刺見ながら、
「蘭って本名だよね? キャンディーズって知ってる?
オレ、いま「全キャン連」(全国キャンディーズ連盟)の代表やっていて、
筋金入りのラン派なのよ」と言うと、彼女が即レス。
「うちの父も、キャンディーズ解散の後楽園球場にいたらしいですよ」

なんと、お父さまと、1978年4月4日、歴史的なあの時間を共有していたとは!
共に「全キャン連」の、あちら九州支部、僕は北陸支部の一員として。
年も僕と同じ。解散時は、高3になるところ。
お父様がその思いも込めたであろう名前、蘭。
(その後、電話でお父さま、お母さまにごあいさつし確認、笑)

子供に「蘭」という名前を付けるのは、キャンファン、中でもラン派、究極の夢。
(ちなみにオレは、犬の名前を「ラン」しようとしたけど、
カミさんの反対で断念という黒歴史有り升)
それを実行した人の実例に初めて遭遇し、しかもその娘さんが
後楽園から35年後、自分が担当する著者になるとは!
なんという不思議な縁への呼び込まれよう!

そしてこの縁は、数々の伝説を残してきた、終わりのこない
キャンディーズとキャンディーズファンの結びつきの、新たな伝説!
オレも奇跡的なできごとと思ってます。

電話でお父さまに
「ランが大変お世話になっております」
お母さまに
「ランをよろしくお願いします!」
と言われ、違うヒトのこと妄想してじーんと来ました(笑)
妄想男、井の頭線で駒場東大前駅を通過中。

伊藤蘭さんに、この経緯書いて、この本送ります。
嬉しいんじゃないかなあ。

そんなラン派のお父さまも大好きであろう、ランがリードを取るこの曲。
キャンディーズ「ハートのエースが出てこない」
0:28あたりで、ランの声で
「あいつの気持ちがわかる〜ま〜で〜」と歌い出し。

その歌詞をタイトルにして自著がちょうど2/15に出たばかり。

★対人関係のキモが見えてくる言葉と写真。
いやされながらコミュニケーションのヒントを。
〜愛 恋 友情 結婚 家族 同僚 仲間〜
『あいつの気持ちがわかるまで』

と宣伝も忘れないのが60年代生まれの濃いところ(笑)。
90年代生まれ!大石ランちゃんの濃さも、まんま60年代生まれ的です。。。

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