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2010.3.4 野球部

奇跡の全国大会出場に初代主将は

野球絡みの、アーカイブネタを。
4年半前のメルマガあいさつ文から。
                      2005/9/29/thu
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創設者。いい響きです。
あ、会社の話じゃないんです。
またまた野球絡みで恐縮夏彦なんですが、
僕は22年前に、ジャーナリスト専門学校というところに野球部を創設しました。
もちろん、初代主将。くどいですけど、いい響きです。

軟式ですが、東京都専門学校野球連盟に加盟し、
誰からも注目されない、野球の世界としては片隅ながら、
前向きな気持ちだけは甲子園球児と変わらぬテンションで、
学校とバイトの合間を縫って活動してました。
当時は弱かったのですが、
その後、なぜかそこそこの成績を残すようになっていまして、
7期生あたりで、神宮球場での決勝で敗れたものの、準優勝。
以降もベスト8に入るなど地道に野球部としての活動が続いていました。
そしてOBを集めて、自分のチームを作って草野球やってます。

そして22年目を迎えた今年、またもや東京ドームでの決勝に進んだのです。
そして、当時から変わらず部を率いる三好監督は、
僕をコーチとしてベンチに入れてくれました。
相手は、東京ウェルネス専門学校。
体育関係の学校はおおむね強いのですが、ここは野球科まであるセミプロ集団。
試合前のノック見てても、ごついのがごろごろ。
内野の球回しの球ですら打てないかも、と思うほど(笑)。
対する我がジャナ専は、まあ名前のイメージどおり、ひょろひょろ。。。
特筆すべきは、女子がいること! 2番ファースト!
埼玉栄で、女子野球部だったらしく、さすがにうまいと思ったものの、
「いくらなんでもこのメンバーじゃ冷静に見たら勝てないな」
と野球にスレきった44歳は考えてしまうわけです。

しかし、宜野座高校出身の投手が相手をきっちり抑えます。
僕はベンチでカラカラになるまで声出し専門。
そして、はらはらしどうしの展開でしたが、
彼らはセミプロ集団を2−1で破ったのです!
しかも決勝点は、女子の内野ゴロで、彼女が最優秀選手賞!

野球マンガで読む、へなちょこチームが強豪を倒すという、
あの痛快パターンそのものを、目の前で、
しかも22年後の後輩たちが見せてくれたのです。
そして、22年目にして、僕にとっても悲願の優勝。
優勝の瞬間、ベンチの中で三好監督とがっちり握手。
その瞬間、涙がどっと。
監督の22年に比べれば僕はなにもしてはいませんが、
創設者として、22年間、思い続けてよかった、と。
監督も歴代の後輩も現役選手も最高です!
みんなに感謝したいです。
11月に千葉マリンスタジアムでの全国大会で、また泣きたいです。

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