カジュアル心理学研究会ってのを立ち上げたほど、心理について考えたがりの 語りたがり。独学でそこそこ研究もしてます。編集者って、肌身の読心感覚が 磨かれるのでその経験は大きかったかも。絵を描いてなかったら心理学か考古 学に進みたかった。

2010.3.30

アーカイブぐせ、あるんです

明日はきっちりとした年度末。
年末年始は私的な部分で1年間の諸案件をクリアにしておきたくなるものだが、
年度末のほうが社会に存在する自分としての区切りを付けたくなる。
そして、希望に燃えたり、気合いが入ったり、切なくなったりと、
進級、入学、入社など人生の大きな節目を迎えて経験し積み重ねてきた
別れと出会いの思い出を反芻する時でもある。

「アーカイブぐせ」があるな、と自覚している僕は、
この時期、普段にも増して無性にアーカイブ的なことをやりたくなってしまう。
公的なことでは、やった仕事のファイリング、データ類のまとめ、事務的な書類の整頓、
私的方面は、アルバム整理、草野球、ビール、お店などキリヌキ系のジャンル別まとめ。
それら普段放置気味の事柄に、よっしゃ!という氣分で立ち向かう。
そんな時、天から見下ろすもうひとりの自分が僕にこう投げかけてくる。
「功を成し遂げる人間は、やってきたことにこだわらないぞ!」
「その行為にかける時間をこれからやることに使っていけばいいじゃないか!」
わかってるんです、それは。
でもこれもう性分というか簡単には治らない習性、衝動である。
自己分析してみると、おそらく、
“足場を固めて次のステップに進みたい”
“自分のやったことを残しておきたい”
そして決定的なことは、“自分のやったことが好き”(笑)なのだろう。
その志向は、人にモノを伝えていく仕事上は、よろしくないなと思う。
でも、好きなものは好きと自覚し、
そんなマイナス部分を戒めつつやんわりいってもいいいと今では整理がついた。
人には迷惑をかけず、でも、自分へのストレスを増やさない生き方をしようと。

昨年、ブログの土台を作り始めた時もアーカイブ性も意識して、
自分がこれから何をやっていても記録として残していける場所がといいなと思い、
通常とは多少違ったスタイルの構造となった。
しかも最初に書いたのが 壮大なスケールの自分史 である(笑)。
やっと今週いっぱいで構想通りに整いつつあり、
少しずつ作っていた戦争ごっこの「基地」が完成した感覚がある。
2/3からアップし始めた記事についても、
以前書いたものを早めに出してしまいたく、
今のところそれが多めとなっているのは「アーカイブぐせ」からである。

話が回り込んでしまったので戻すと、
この「アーカイブぐせ」のある人と、こだわらない人ははっきりしているように思う。
僕自身と、僕が今ま接してきた人たちで考えてみたら、
かなりおおざっぱに言い切ってしまうと、
「豪快に強引に進めて成功していく」タイプの人は、自分のことに限らず
アーカイブ的なことへのこだわりが少ないと思う。
それがいいとか悪いではないが、推進、増殖し続けるためには
後ろは気にならないほうがいいということ。
しかしそれが個人としてなによりも幸せかというと一概には言えない。
たとえば、あるところで突っ走ってきたことへの虚無感に襲われるかもしれないし、
犠牲にしてきたことに対して後悔の念がわくかもしれない。
相対的、物理的なことでは一個人の幸せは計れないのだから。

僕の父親は2年前、肺ガンで77歳で死んだのだが、
亡くなる2年ほど前からちょくちょく会おうと言ってきた。
そして何度かにわたり、自分が物心ついてからの歴史を僕に話していった。
「オレもいつまで生きてるからわからんからなあ、はっはっは」
と笑っていたが、たぶんガンだと気づいていたんだろう。
幼少期に満州から引き揚げ、戦争、不良、水泳部、自衛隊、
タクシー運転、労働組合、ダンプ運転、デキ婚、離婚再婚、妻が結核、再離婚再々婚、
特許事業、夜逃げ、管理人、無職(笑)。
まあそこそこ波乱に富んでいて、第三者的立場でも面白いだろうと思った。
特に、今まで息子には一度も話さなかった、
女性絡みのことを聞けたのは一番の収穫だった(笑)。
その父親よりずっと上の叔父はいまだ車運転するぐらい元気なのだが、
その叔父も、10年ほど前に突然、自分史を書き始めたらしい。
また、シベリア抑留者が描いた油絵と体験の本を今僕が進めているのだが、
その老人、勇崎さんが絵を描き始めたのは、60歳を過ぎてからだったという。

父、叔父、勇崎さんの例にとどまらず、
人は生の終着点を意識した時、本能的に自分の足跡を記しておきたくなるのではないか。
どんな人も、なにかしらの形で、生きた証を残しておきたいと思うのだろう。
だから、もしかすると遮二無二突っ走って前へ前へと進み成功した人も
いつかその進んだライブ映像を巻き戻し、チャプターを切り、
DVDに焼いておきたくなるような気がする。

■原作・脚本・監督・主演=自分
■助演=膨大な人々
■制作日数=生きた日数
■制作枚数=1枚
■価格=0円

そのライブ映像を残す人にとって、
規模の大小や、演者の良否、パフォーマンスの巧拙、商品価値などは一切関係ない。
なぜなら、再生して満足するのは自分や、自分を無条件に愛してくれた人なのだから。
人間、どんなに若くても、絶好調でも、いつ死ぬかわからない。
1時間後に道歩いていて鉄骨がビルから落ちて直撃したら終わりで
そうならないとは言い切れるわけがない。
だから、明日はこの世にいるかわからない僕は、
自分なりに満足できるDVDを少しずつでも進めておこうと思っている。
それが日々を悔いなく多くの人に感謝しながら生きることにもつながるはずだ。

このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ! コメントを見る ブックマークに追加する

     

2010.3.23

カジュアル心理学的 適職発見診断テスト

3/23 やっとブログ構造&デザインの中規模改修工事が終った。
これが本当に最後の部活追加で、大事なのに忘れてた<心理部>を追加。
まずはなにかひとつ記事書こうということで、取り急ぎ的にまずは1ネタ。
以前、マイコミから依頼があって作り好評だった、
サイトでできるテストを、お披露目洋子もしくは慶子。

ビジュアルを10回選択していくだけです。
当たってると評判です。いやマジで(笑)。
↓やってみてください。
カジュアル心理学的 適職発見診断テスト
カジュアル心理学というのは何かというのははココ

これを制作する以前に、以下の本を3冊作りました。
気の合うライター、エディターが集まって、
心理テストを、楽しめるようにと、けっこう入れ込んで本読んで勉強し、
エンタメと心理の融合的ないいもの作ってたと思う。
どうも僕は芸風がふざけてると捉えらえがちなんだけど、
実は意外と芯はそうでもないんですよおおお。

『カジュアル心理学』
『1分間心理テスト』
『発見・心理テスト』

このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ! コメントを見る ブックマークに追加する

     

石黒 謙吾

著述家・分類王
1961年 金沢市生まれ。
今では書籍の執筆がほとんどですが、プロデュース&編集も少しやってます。
やや長めのプロフィール
元気が出る予感の年譜
最新活動はこちら

     

興味ワードを手当たり次第ランダムに。う〜〜〜ん、ランダム(念/マンダム)

インディアンジュエリー/革製品/木目のもの/スタジャン/トリッペン/雪駄/双眼鏡 /布製のカフスボタン/オーディオ/花火/文具/健康法/外国家電/昭和レトロ/江戸文化/金沢/加賀百万石/京都/喫茶店/ アメリカ/ジャマイカ/タヒチ/ベルギー/オランダ/水のある街/ベランダ/縁側/木の上/畳/狭い空間/ ログハウス/ツリーハウス/歌舞伎/隈取り/文楽/手拭い/銭湯/温泉/サウナ/キャンドル/ 日本の庭/マン盆栽/ナガオカケンメイ/ベルギービール/クラフトビール/ベルギージン/コーヒー淹れる/ 犬/豆柴/絵本/カワイイモノ/ダジャレ(アカデミックに研究)/ことば遊び全般/ シュノーケリング/イルカ/海水魚&無脊椎飼育/釣り/ タミヤ模型(ミリタリー)/カワイイ系女性タレント/キャンディーズ/全キャン連/伊藤蘭/ 松たか子/優香/石田ゆり子/大橋未歩/三浦りさ子/木口亜矢/ 應援團/學ラン/暴走族/ヤンキー全般/ししゆう/星稜高校/高校野球/草野球/球場/ アメフト/アイスホッケー/空手/ロードレーサー/ アート全般/ロシアアバンギャルド/ダリ/マグリット /ニキ・ド・サンファール/マーク・コスタビ/アンドリュー・ワイエス/ エドワード・ホッパー/宮武外骨/浮世絵/歌川国芳/ジョン前田 /レゲエ/スカ/ラテン/カノン/カリビアン/パラダイス山元/氣志團/ コンドルズ/山弦/LITTLE TEMPO/NRBQ /ブルー/オレンジ/シルバー/白/茶色/鍛造の光り具合/角R/ 品のあるシモネタ/言葉遊び/図解表現/チャート思考/ミスター・ビーン 筒井康隆/編集者/ホルモン焼き/お好み焼き/オムライス/抹茶ソフト/ポテトサラダ/