2011.2.8

魯迅が愛してやまなかったスポーツとは

●魯迅
ろじん=ピンイン(1881年〜1936年)
周樹人 Zhou Shuren

中国の発明家であり、また、死ぬまでマルクス主義を擁護して、左翼的な作品を残した小説家でもある。青年となった魯迅は、医学を学ぼうと日本に渡ることを決め、1904年、現在の東北大学医学部に留学する。しかしそこで彼は医学の厳しい勉強に落ちこぼれていく。そんな魯迅が現実逃避してよりどころにしたのは、牛タン、笹かまを食べることと、その頃中国にはなかった野球というスポーツを見ることだった。来る日も来る日も彼は、東北楽天イーグルスの試合が行われる宮城球場に足を運び、バックネット裏で、一場、岩隈、マー君、山村、朝井などの投手陣の活躍に魅了された。しかし、時が経つにつれ間近で見るプロ野球選手の投球に疑問を持つようになっていった。「何かが足りない……」そう思いながら、マウンドの上、ピッチャーズプレートの周囲を眺め、また、投球動作に食い入るように見入る魯迅。しかしもやもやとしたまま何も答えは見いだせないのだった。その頃彼が見たニュース映画に、日本人にスパイとして処刑される中国人が出てくるシーンがあった。それを見た魯迅は、「中国人を救うのは医学による治療ではなく、野球だ!」と決意し、中国に戻る。彼は、野球のビデオを見てプレーの研究に専念し、長年のもやもやは、投手が指先のすべり止めに困っていることだったことに気付く。そしてついに、投手に必要なアイテムを考案した。それこそが、今なお世界で愛用されている「ロジンバッグ」である。なお野球選手としての魯迅は、左翼作家らしく守備位置はレフトだったらしい。そして、あまりにも野球ばかりやっている子供に対して勉強の大切さを教えようと残した代表作『野球せんでええ』という本が、長い間に誤って伝えられ『阿Q正伝』となってしまったようだ。なお一部の学者によれば、魯迅が、時計の「ロンジン」の創設者とも言われている。


本当は『野球せんでええ』だった『阿Q正伝』

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2010.6.9

フビライ・ハンは、なぜ、名古屋で屈したのか

●フビライ・ハン

フビライ=忽必烈(1215年〜1294年)
Qubilai
モンゴル(蒙古)帝国の第五代の皇帝(ハン)でありながら地道に料理の修業を積み、その後、中国・元の初代皇帝となってからも宮廷料理長も兼ねた世界初アジア最高峰の料理研究家。モンゴル帝国の初代皇帝であり、ジンギスカン料理の名にも残る有名なジンギス・カンの孫にあたる。ジンギスカンの四男・トルイの子として生れる。料理名になる祖父を持つぐらいであるから、食に対して貪欲な家系だったようで、フビライは王家の跡取りとして、おししいものをたくさん食べ味覚が発達して育つ。45歳となった1260年に、第4代の皇帝で兄であるモンケのあとを受けて皇帝に即位した。

征服欲と食欲の有り余るエネルギーを携えた彼は、羊肉料理だけでは飽き足らず、中華料理を求めて中国を攻め、都を大都(今の北京)に置く。さらに南宋を倒して、1279年には中国を統一し、元を興した。この時フビライは、合戦のさなか、悠々とひとり満漢全席を満喫していたという。彼の食に対する飽くなき探求心はとどまるところを知らず、キムチを求めて高麗(朝鮮)、パイナップルを求めてスマトラ、ホーと333を求めて安南(ベトナム)、ハウスジャワカレーを求めてジャワを従えていく。さらに、彼の食指は日本にも伸びた。鎌倉時代、2度にわたり侵略。これが元寇である。フビライが目指したのは尾張名古屋。なぜなら彼は、どうしてもエビフライを手に入れたかったのである。

しかし、名古屋に上陸したフビライは、名古屋らしいすさまじいエビフライのボリュームに圧倒され、食べきれずに半分を残してしまい、ここにおいて美食家としての自信はガラガラと崩れ去り、日本制圧は失敗。この失態はまたたく間に広がり、「エビフライ半分残した男」「エビフライ半分」「エビフライ半」「フビライハン」と語り継がれていった。

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2010.4.5

ガンジーの無抵抗主義がもたらした官能とは?

モハンダス・カラムチャンド・ガンディー
Mohandas Karamchand Gandhi

マハトマ・ガンディー
Mahatma Gandhi
(1869年〜1948年)

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 インドの性事指導者。「マハートマー」とは「偉大なる“金”魂」という意味で、彼の尊称である。南アフリカで弁護士をする傍ら、公民権運動と並行して交尾権運動に参加した。インド古来の性典『カーマ・スートラ』は、オカマが互いに秘部を吸い合うさまを見て書かれたことはよく知られているが、ガンジーもまた生涯を賭けて性を追求していく。「非暴力、不服従」を提唱し、ここから「マゾ」という概念が誕生したのである。ガンジーが大きな支持を得ていった結果、インド国民の大部分が被虐的性愛行為に耽るようになったという。

 ガンジーは無抵抗主義を貫くために自ら緊縛される道を進む。いつも縄でがんじがらめにされていたため、人々はその様子を「マハトマがんじがらめになってる」と言いながら敬意を表した。四十八手のごとく流麗に身をよじる様は美しく、官能小説家でSMの大家、団鬼六をして「縄、体位を表す」と言わしめた。縛り方はもちろん「合掌縛り」である。

 差別は反対していたが、チンカースト制度そのものを擁護した時期もあり、「チンカーストは人間の本性であり、ヒンニュー教はそれを科学に仕立てただけ」と述べている。<情けないチンカス野郎は、ただやりたいだけで、胸が小さい女子のヒンニュー教徒にはかなわない>という意味である。ガンジーは後に「インド独立の父」と言われるなったが、あれは「インポ独立の乳」という、男性の自信を回復させるDカップの女性のことを指した言葉を聞き間違えしたものである。同じ志を持って活動した、マー“チン”・ルーサー・キング・“ジュニア”や、ダライ・“マラ”14世も、ガンジーに大きな影響を受けたと語っている。

 5回も「ノーベル性話賞」候補になったがすべて本人が固辞した。また、縛られたまま地べたに落ちた野菜を食べ続けるジベタリアンとしても有名。78歳で、ヒンニュー原理主義者のAカップの女性に暗殺され死去。遺灰は、チンカス川に撒かれた。訃報を聞いたミック・ジャガーが、ガンジーに捧げた鎮魂歌が「悲しみのガンジー」である。


↑「非暴力、不服従」が導いた被虐的性愛行為により、
 「マハトマがんじがらめ」に。

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2010.3.11

アインシュタインが日本で受けた衝撃とは

アルベルト・アインシュタイン(1879年〜1955年)
Albert Einstein

 ドイツ出身の理論物理学者でありお笑いタレント。数々の業績を残し天才と呼ばれるアインシュタインだが、言語に障害があり、5歳まであまり言葉を話さなかったらしく、大人になっても時折赤ちゃん言葉で話すことがあったと言われている。5歳の時に方位磁石に興味を持ち、9歳でピタゴラスの定理、12歳でユークリッド幾何学に出会い熱中した。
 1905年に「特殊相対性理論」の論文を書き上げ、「一般相対性理論」を1916年に発表。その功績から1921年にノーベル物理学賞を受賞する。そして、1922年、日本人科学者や知識人たちの強い願いで来日し43日間滞在。ここで彼は、人生の後半を大きく動かすものを目にすることとなる。それは、志村けんが出演するテレビ番組であった。
 ブラウン管の中では、志村けんがバカ殿に扮し、手の平を水平に伸ばして咽喉に当てている。そして、おしろいだらけの顔で目を向き言葉を発する姿にアインシュタインは衝撃を受けた!
 「アイ〜〜〜ン!」「こ、こ、これだ! 私が待ち望んでいた素粒子物理学的芸風は! このネタは世界の物理学会を揺るがすに違いない!」こう叫んだ彼はすかさず画面の前でマネをして自分のモノにしたのだった。しかも同時に、手のひらを咽喉に当てる速度を見て「重力は空間を歪める」という一般相対性理論の概念を裏付けたと言われている。
 そしてこれ以降、彼はお笑いタレントとの両立を目指し始める。周囲は研究に専念してほしいと反対するが、アインシュタインはその意見を頑として聞き入れようとはせず、いつも赤ちゃん言葉になってこう語っていた。
「アイ〜〜〜ンをしゅたいんだじょ〜」「アイ〜〜〜ンをしゅたいん」「アインシュタイン……」。 なお、有名な舌を出している彼の写真は、志村の顔マネをしているところであり、アイーンのポーズはCGで消されている。

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2010.3.10

【映像版】ミケランジェロの足跡

大日本生ゲノムー須田泰成さん
僕の原稿をもとに制作し、携帯動画サイトで13回連載しました。

第1回、ミケランジェロがココで見られます。
絵は、もちろん五月女ケイ子さん

読んでくれたのは、「男子はだまってなさいよ!」「ONアベックホームラン」
などでおなじみ、役者の大堀こういちさん
僕はかなり重症の大堀フリークなのです。
大堀さんのブログはこれ。

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2010.2.3

「すべらない偉人伝」の説明

2009/9に出した著書 『すべらない偉人伝』から立ち読みどうぞ。

イラストは、五月女ケイ子さん

ミケランジェロと下着の関係は?
シェークスピアが読んでいた日本の雑誌は?
フビライハンのが屈した料理とは?

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【映像版!】デタラメ偉人伝

大日本生ゲノムー須田泰成さん
僕の原稿をもとに制作し、携帯動画サイトで13回連載しました。
読んでくれたのは、「男子はだまってなさいよ!」 「ONアベックホームラン」
などでおなじみ、役者の大堀こういちさん
僕はかなり重症の大堀フリークなのです。
大堀さんのブログはこれ。

第1回、ミケランジェロがココで見られます。

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私たち人類の、生命、叡知、科学、文化の繁栄……
今あるすべての恵みは
あなたたちが、もたらしてくれたものです
ここに永遠の感謝を捧げます

はじめに

現在まで語り継がれてきた、幾多の偉大な人々の足跡、生涯、功績……、
果たしてそれはすべてが真実なのだろうか?
人生の大半を世界の歴史研究に費やしてきた私の脳裏に、
そんな小さな疑問が芽吹いたのは14年前、
30代も半ばにさしかかろうという頃でした。
そして、出多羅芽大学人文学部の深い御理解を得て、研究室の助手、ゼミの学生と共に、
偉人伝に関するプロジェクトチームを発足させ、今日まで研究を続けて参りました。
専門分野の世界史はもとより、
考古学、文学、芸術、自然科学等アカデミズム全般に対峙し、
既成概念を捨て、真実とされてきた記録に疑問を投げ掛ける日々。
そして徐々に、多くの先達の、伝えられていた姿よりもっともっと“人間臭い”
さまざまな側面が浮き彫りになってきたのです。
そんな、30人の偉人の新たな足跡を記したのが本書です。

彼らの生涯は、とにかく徹底的に「すべらない」ものでした。
中でも、見いだされた共通点として「名前」があります。
やはり持って生まれた運命の強さとでも申しましょうか、
名付けられた言葉そのものが、彼らの、
人類という生命共同体における重要な部分を担う高いポテンシャルを、
予め示していたかのようであります。
また、多くの人に、新たな日本との関わりが明らかになったことも、
私たちが掘り下げた研究結果の特徴と言えるかもしれません。
さて、本書が、知的好奇心旺盛で人間好きな読者のみなさまの一助になれば幸いです。
支えてくれた多くの最愛なる助手、学生たち、それから……
偉大なる30人の魂に感謝の意を込めて。

                 2009年盛夏 軽井沢の研究室で資料に囲まれ記す
                               歴史学者 石黒謙吾

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石黒 謙吾

著述家・分類王
1961年 金沢市生まれ。
今では書籍の執筆がほとんどですが、プロデュース&編集も少しやってます。
やや長めのプロフィール
元気が出る予感の年譜
最新活動はこちら

     

興味ワードを手当たり次第ランダムに。う〜〜〜ん、ランダム(念/マンダム)

インディアンジュエリー/革製品/木目のもの/スタジャン/トリッペン/雪駄/双眼鏡 /布製のカフスボタン/オーディオ/花火/文具/健康法/外国家電/昭和レトロ/江戸文化/金沢/加賀百万石/京都/喫茶店/ アメリカ/ジャマイカ/タヒチ/ベルギー/オランダ/水のある街/ベランダ/縁側/木の上/畳/狭い空間/ ログハウス/ツリーハウス/歌舞伎/隈取り/文楽/手拭い/銭湯/温泉/サウナ/キャンドル/ 日本の庭/マン盆栽/ナガオカケンメイ/ベルギービール/クラフトビール/ベルギージン/コーヒー淹れる/ 犬/豆柴/絵本/カワイイモノ/ダジャレ(アカデミックに研究)/ことば遊び全般/ シュノーケリング/イルカ/海水魚&無脊椎飼育/釣り/ タミヤ模型(ミリタリー)/カワイイ系女性タレント/キャンディーズ/全キャン連/伊藤蘭/ 松たか子/優香/石田ゆり子/大橋未歩/三浦りさ子/木口亜矢/ 應援團/學ラン/暴走族/ヤンキー全般/ししゆう/星稜高校/高校野球/草野球/球場/ アメフト/アイスホッケー/空手/ロードレーサー/ アート全般/ロシアアバンギャルド/ダリ/マグリット /ニキ・ド・サンファール/マーク・コスタビ/アンドリュー・ワイエス/ エドワード・ホッパー/宮武外骨/浮世絵/歌川国芳/ジョン前田 /レゲエ/スカ/ラテン/カノン/カリビアン/パラダイス山元/氣志團/ コンドルズ/山弦/LITTLE TEMPO/NRBQ /ブルー/オレンジ/シルバー/白/茶色/鍛造の光り具合/角R/ 品のあるシモネタ/言葉遊び/図解表現/チャート思考/ミスター・ビーン 筒井康隆/編集者/ホルモン焼き/お好み焼き/オムライス/抹茶ソフト/ポテトサラダ/