二章では、そうした様々なタイプの照明が、室内の部屋やガーデンで、最高の形で活かされて実例を写真をふんだんに使って紹介。例えば、現代的でオープンプラン(各種の用途に応じられるように、間仕切りをあまり使わない方式)の居間では、どこにどのような照明をしたらよいか、寝室に安らげる雰囲気を醸し出すためには、どんなタイプの照明を採用すべきか、ガーデンではどんな照明効果を与えることができるか――といったようにroom by roomに、写真とともに実例を紹介していく。伝統的な色彩を残しながら、現代的な建築様式を反映し効果的に高めるような、照明器具の正しい選択法についてのアドバイスも満載。紹介されたどの例も具体的で、しかも特別な技術や道具を必要としないため、誰でもが明日から、取り入れることができることばかりなのが嬉しい。さらにプロフェッショナル向けには、最新技術を取り入れたトラッキングや針金を使った装置など、最新の照明プランも紹介されている。