キャンバスに蘇るシベリアの命
勇崎作衛・絵、石黒謙吾・構成/集英社・発売、創美社・発行



若い世代に伝えたい、
シベリア抑留の画文集。

「NNNドキュメント」で話題を呼んだ
87枚の油絵と体験談。

あなたの愛する、子供、夫、妻、彼、父、母が、
いま、この収容所にいるとしたら?


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中がご覧いただけます。


2010年8月26日発売
2,400円(税別)
144P(カラー72P)
こちらで買えます
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34万人にも及ぶ、シベリアの凍土に眠る日本人抑留者。 餓死、強制労働、暴力、辱め…。
あなたがこの事実を風化させず伝えていくことは、
二度と戦争を起こさないための、たしかな一歩です。

●「日本人は犬と同じだ!」必死で拾い集めた残飯をソ連兵が蹴散らす
●家畜同然。吹きさらしの中、丸太に並んで用を足す
●馬も大粒の涙を流して死んでいった。そして代りに人がソリを引く
●餓死への恐怖で気が狂い、泥を「うまい!おにぎりだ」と食べた
●冷たくなった少年を見捨てたシラミが私の身体に来た
●あと数歩で日本の土を踏む瞬間、涙の中に戦友の幻影が走った

【 札幌テレビで放送された、僕が取材された動画です  「シベリア抑留を本に」 】

勇崎作衛
シベリア抑留者で画家。1923年富山県生まれ。
22歳で満州で捕虜となり、4年間の収容所暮らしを送り引き揚げ。復員後は、東京で家具商を営みながら、
記憶を頼りにシベリアの体験をスケッチで再現していった。65歳からは油絵を始め、
その後20年近くにわたりシベリア抑留体験の作品を描き続ける。
全国各地で展覧会を行い、本書に掲載した87枚の作品群やスケッチを発表。2005年秋には「NNNドキュメント」で、
絵や活動などがノンフィクション番組「八十八枚のシベリア」として放送され話題を呼んだ。

絵:
プロデュース・構成・編集:
デザイン:
写真:
編集:
編集協力:
協力:
制作:

勇崎作衛
石黒謙吾
川名潤(Pri Graphics)
森隆志
大澤敏朗(創美社)
井上健太郎
石黒貞彦
(有)ブルー・オレンジ・スタジアム